広島県公立高校入試そっくり模試@英数学館
12/8(日)英数学館で教育ネット21主催の「そっくり模試」が開催されました。
みかわ塾からも18名の塾生が参加しました。
そっくり模試の特徴は
●成績表(志望校判定)を受験当日から1週間以内に返却!
●公立入試と形式がぴったり同じ(そっくり模試)
●本番と同じ出題形式の問題と時間配分だから予行演習で実力チェックできる!
●塾講師が総力を挙げた公立入試の「予想問題」で、最新傾向をさぐれる!
●試験後は実力講師陣が分かりやすくポイント解説。直前での弱点発見にも!
●内申点を加味した的確な志望校判定がでるから、志望校決定に!
詳しくは教育ネット21のHPまで
今回は福山会場では約200人、全体では約1200人が受検したようです。
福山会場では当日すべての採点を終え、翌日には志望校の判定つきの成績表を生徒に渡すことができました。
私は、英語の採点担当だったので200人近くの生徒の答案を見ましたが、特に英作文において「もったいないなぁ」「おしいなぁ」「名詞と形容詞が全くわかってないな」「be動詞と一般動詞の区別がついていないなぁ」など様々な問題点が見えてきました。
もう12月なので公立高校入試まであと2か月ちょっと。
学力にもよりますが、この時期になってくると教科書を読み返したり、まとめノートを作ったりする勉強法は効率がいいとは言えません。
生徒は自分ができるものしかやらない傾向にあります。できないものから目を背ける。しかし、今大切なのは、さまざまな問題を解いて、自分ができない問題と出会い、自分の苦手なところと向き合うことです。難しい問題と向き合ったときに、生徒の頭の中でいろんなことが起きるはずです。自分の持ってる知識を整理したり、あいまいなところに気づいたりします。インプットではなくアウトプットすることでさらに知識や理解が深まる。
友達に教えるときに、自分ではわかっていたつもりなのになぜかわからなくなることがあると思います。アウトプットして初めて自分の知識や理解があいまいであったと気づくものです。
この時期、自暴自棄になったり現実逃避して「あきらめちゃう」子は一定数出てしまいます。
しかし、きちんと努力して結果が出なかった子は今まで見たことはありません。
不安な戦いから逃げたくもなるでしょう。安全なところに逃げ込んで戦わずして高校受験に合格してしまうと、その後、「努力しなくてもどうにかなる」といった「間違った成功経験」になりやすいです。ここで仲間たちと切磋琢磨し、きちんと努力し、「正しい成功体験」を積むことができれば、きっと将来、それは大きな財産になるでしょう。
ぜひ今、できない自分と向き合って、落ち込まず、前を向いて努力を続け向上してほしいものです。
0コメント